杉山和一は日本の鍼治療法の主流である管鍼術の創始者であり、鍼・按摩技術の取得や教育を目的とした世界初の視覚障害者教育施設の開設者である。 杉山和一生誕400年を記念して、江島杉山神社の境内に記念館が建設された。 神社の風景に溶け込むような建物ボリュームや色彩、テクスチャを採用し、管鍼の形をモチーフとした竹ルーバーをファサードに用いている。 記念館計画が始まってから約7年、小さな記念館には多くの方々の想いが込められている。
用途
:事務所
所在地
:東京都墨田区
構造
:鉄骨造 地上2階
延床面積
:208u
竣工
:2015年2月
建築主
:杉山検校遺徳顕彰会
:構造計画プラス・ワン
設備
:アウス企画設計事務所
施工
:丸昂建設株式会社