山形県内最大の透析治療機関である矢吹病院の南陽市における拠点施設である。
快適で心地よい空間の中で透析治療を受けられるように、外気の影響を受けにくいベッドレイアウトと空調システム、目に優しい照明と曲面天井、窓面積を最小限に抑えつつ外部の眺めを楽しむピクチャウィンドウを配置した。また、8ベッド毎に床・天井・窓等のデザインで緩やかに区画し、大空間になりがちな透析室を小規模で落ち着きのある療養環境となるよう配慮した。
2階の透析室はキャンチで大きく持ち出し、クリニックのシンボル的なファサードを作った。
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