日本人ボランティアと現地スタッフによる、子どもへ無償で医療を提供するための病院。途上国で日本レベルの医療を提供できる環境をつくること、子どもの入院に家族ぐるみで付き添い生活を送る場所になること、衛生管理の必要な小児がん病棟を持つこと、多くのビジターを受け入れ患者や家族との接点を持てる病院とすること等を目的とした建築を求められた。 半屋外で過ごすことの多いカンボジアの生活文化とこれらの要望を、センターサークルが全体を結ぶ十字形のプランで結びつける計画とした。中庭に沿った回廊が病院の各部門を機能的に繋ぐと共に、多様な人の往来を可視化し、病気と闘う子どもとその家族の姿と国際的な支援の心の触れ合いを生むことを目指した。
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